銀行から転職した理由

前職の銀行では、主に中小企業に対する融資提案や運用性商品の販売に従事しておりました。 アドバンストアイに転職したのは、中小企業の本質的な経営課題に向き合える環境であると感じたからです。

前職でお付き合いさせて頂いていた中小企業では、業績不振に苦しんでいたり、経営者様がご高齢で後継ぎが不在であったり、事業の存続に関わる問題を抱えているケースが散見されました。お取引先様の内情をよく知る者としては、融資のご提案のみならず、抜本的な経営改善や事業承継問題に踏み込んで支援をしていきたいと考えていましたが、現実は目先の貸出や収益の目標を優先せざるをえない環境であったため、自身が支援できる範囲は限定的でした。

アドバンストアイは利益相反の恐れがある仲介取引を行わず、FAにこだわってM&A助言サービスを提供しており、お取引先様の利益を第一に考える企業風土であると感じました。この会社であれば、中小企業が抱える本質的な経営課題に対し十分なご支援が可能と考え、入社を決意いたしました。

M&Aの重要なプロセスを担っていることがやりがいに

プロジェクトに応じて自身の役割は異なりますが、M&Aのプロセス全てに関わらせて頂いております。

ソーシングのプロセスでは、クライアント企業様のM&A戦略に合致する資本提携の候補先企業を探し出します。数百～数千社を調査し、有力な候補先企業を見つけ出すことは苦労が伴いますが、より良い相手先とのM&Aの実行には自身の調査とアプローチが重要な役割を担っているため、大きなやりがいを感じております。

ある日のスケジュール

9：00

出社。メールのチェックと本日の業務とスケジュールを確認。 HP問い合わせフォームからの事業売却のご相談に対応。アポイントを調整し、打ち合わせを設定。

10：00

【pj-A】DDレポート作成のサポート
社内公認会計士など専門家を交えて内部打合せ。その後、補助資料作成のため業界動向や競合他社の業績などの情報収集を行い、パワーポイントへ取りまとめ。

【pj-Ｂ】買手FAとして資本提携先発掘のため、売手候補先にコールドコール
売手候補先は事前に事業概要や財務情報、経営者様の想いなどをホームページや官報などで調査したうえでアプローチ。買手企業様のM&A戦略や想定されるシナジーなどを売手候補先にご説明し、面談アポイントを打診。

16：00

【pj-C】売手FAとして磨き上げの取組み
初期段階としてクライアント企業様の事業概要、業績推移、商流、販売先や仕入先など、ビジネスの理解を深めるため、決算書の分析やQ&Aリストを作成。

アドバンストアイの魅力とは？

アドバンストアイの魅力は、M&Aのプロセスを一気通貫で取り組んでいるため、幅広い実務を経験できることだと思います。

M&Aは会計、税務、人事労務など様々な知識が必要であり、プロセスを進める中で多々分からない事に直面しますが、アドバンストアイはM&Aの実務経験が豊富なメンバーが多数在籍しており、すぐに社内に相談できる体制があります。

クライアント企業様とのやり取りや候補先企業との折衝など、M&Aの実務経験を通して多くの事を学べる環境であると思います。