中小企業でも、
M&Aはますます有効な手段となる

たとえば、そこそこに利益を上げてきた同族企業で相続が発生したとき、巨額の相続税が発生する場合があります。そういうとき、M&Aでしか解決しえない状況もあるでしょう。中小企業のM&Aは、常に経営者や従業員の人生と関わっています。そして、発展するにせよ、クロージングするにせよ、会社が直面する様々なステージにおいて、M&Aは今後ますます有効な手段として認知され、重要性を増してくるのではないかと思います。

私は、岡本社長や、他の役員の皆さんと長きにわたってお付き合いがあり、仕事に対する真摯な姿勢をずっと見てきました。今回、社外取締役のオファーを頂き、私のような者でお役に立てるのだろうか、という疑問はあったものの、この会社の一員として加えていただくことについては何の迷いもありませんでした。アドバンストアイの皆さんと一緒に仕事ができることを心から喜んでいます。

社長の岡本さんは、優秀なだけではなく、楽しく愉快な方でもあります。取引先の懐（ふところ）に飛び込むのが得意です。そして、本気でその会社のために役立とうという熱意に溢れています。経営のアドバイザーとして信頼でき、安心して任せられる方だと思います。

岡本さんの人柄もあると思うのですが、社風は和気藹々（わきあいあい）としています。とにかく居心地のいい会社です。役員はじめスタッフは、いまの企業規模からすると異例といっていいほど、多士済々。ヒトも会社も、ここ一番では取引先のために大車輪で頑張れるだけの懐と、馬力があります。これからぐんぐん伸びていく、将来性のある会社だと思います。