まずは無料でご相談ください
アドバンストアイには大手上場企業から、中堅企業、小規模企業まで、さまざまな売上規模の会社のM&Aを手がけてきました。
まずはお気軽にご相談ください。
誰でも1日学ぶと、おいしいお団子が作れるという商品に独自性がない小さなお団子屋さんの会社売却事例です。
M&Aが成立したポイントは、当初は弱点だと思われた「誰でも作れる」という部分でした。
ある地方で10年続く、2店舗展開しているお団子屋さんのケースになります。
口に入れるとふわふわとした食感のお団子が地元で評判となり、店舗以外でも、地元の百貨店や東京や大阪での和菓子の催事にも呼ばれるなど、経営も安定していました。
店舗での販売のほかにも、百貨店の催事などにも呼ばれるようになり、ようやく成長の可能性を見出しはじめたとき、オーナー社長の家庭の事情により海外に移住することになりました。
できることなら、海外からの会社の成長を見守りたいとのことで、事業を継続してくれる人に会社を売却することにしました。
しかし、会社売却には懸念材料がありました。それは誰でも1日程度でたんごが作れるようになってしまうという、商品の製造ノウハウに独自性がないことでした。はたして、こういった場合でも会社を売却することは可能なのでしょうか。
アドバンストアイでは、買手企業を探すプロセスに入る前に、売手企業では「磨き上げ」を実行します。
磨き上げは、会社の弱点や強みを探す作業などを行いますが、今回のケースでは「どうして誰でもたった1日でお団子を作ることができるのか」という点に着目しました。
オーナー社長にヒアリングを重ねた結果、お団子が誰でも簡単に作ることができるのには理由がありました。
創業当初は、昔気質の職人にお団子づくりを全て任せていましたが、事情があり、職人が会社を離れることになりました。幸い退職までの期間に職人から技術を学ぶことができたため、外部の業者と連携して、お団子の皮とあんを独自レシピに落とし込み単純作業に変えることで、誰でも簡単においしいお団子が作れるようになったそうです。
会社の売却先は、インターネット通販や、アジア各国でレストランのFC展開を手掛けている複合企業グループに決まりました。
お団子屋さんが評価されたのは「誰でも簡単にお団子が作ることができる」という点でした。
誰でも簡単に作ることができるという部分だけ聞くと、独自性がなく、誰でも簡単に真似ができるというネガティブに捉えられてしまいますが、逆に考えると「誰でも作れる=どこにでも出店ができる」ことを意味します。つまり、加速度的に成長する可能性があるともいえます。
買手側は、お団子を作るための特別な人材教育も必要なく、商品力さえ維持できれば、日本国内はもとより、海外で外国人の従業員にも簡単にお団子を作ることができるため、海外展開の可能性もある事業だと評価されました。
規模が小さく、商品に独自性がないと思っていても、考え方を変えると「会社の強み」になったという事例になります。
会社の強みは、会社や社長にとっては、あまりにも当たり前すぎて気づかないだけかもしれません。どのような仕事でも、継続しているのは必然があります。会社の磨き上げでは、このように会社の強みを見つける作業になるので、会社を売却するときはぜひ実施したいプロセスになります。
お気軽にご相談ください。
会社売却が決まっていない場合でも問題ありません。
また、正式に契約をするまで費用は一切頂きませんのでお気軽にご相談ください。
業界のトレンドなども踏まえて具体的なイメージをお伝えします。
03-6225-2880
受付時間│平日9:00~18:00
売却価格を60秒でシミュレーション基本的な財務情報を入力すると、WEB上で会社の売却価格を自動で算定します。
各業界の動向や調査統計情報、株式市場、M&A市場の動向を総合して
売却価格を計算します。
アドバンストアイには大手上場企業から、中堅企業、小規模企業まで、さまざまな売上規模の会社のM&Aを手がけてきました。
まずはお気軽にご相談ください。