M&A事例

顧客情報をデータベース化した結果、
破格の評価を受けて異業種大手企業とM&A成立

  • 業種

    サービス業

  • 売上規模

    10億円前後

  • 役職員数

    10名

  • 当社役割

    売手FA

売却条件

・従業員の雇用維持
・顧客を大事にしてくれる会社に売却をしたい

後継者不在のため、会社売却を検討

創業30年、サービス業を営んでいる会社。オーナー社長は年齢的に引退を考えていましたが、後継者が不在だったため、会社の売却を検討していました。

しかし、顧客のほとんどがオーナー社長の人脈だったため、「そもそも会社は売れるのか」という不安を抱えていました。

 

アドバンストアイで調査をしたところ、顧客は大都市圏の富裕層であることがわかりました。ただし、顧客情報をリスト化していなかったため、顧客をデータベース化した結果、破格の評価を受け異業種の大手会社とM&Aが成立しました。

Q1. なぜ会社売却をご検討されましたか?

私自身も年を重ね、体力的に限界を感じていました。
後継者がいないこともあり、数年前から引退を考えていました。

 

いくつかのM&Aセミナーに参加したところ、
第三者へ会社を売却することも選択肢の一つであると知り、本格的に会社の売却を考え始めました。

Q2.M&A会社は数多くありますが、なぜアドバンストアイを選択されたのですか?

複数社のM&A会社と面談を重ねました。

面談を進める中で、M&Aの会社には、“仲介会社”と“アドバイザリー会社”の二つの形式があることを知りました。

アドバンストアイさんは、弊社のためだけに、買手候補先と交渉してくれそうだと思ったからです。

 

また、成功報酬がリーズナブルであったことも理由の一つです。

最低成功報酬が数千万円という会社も多い中、アドバンストアイさんは価格を抑えられており、分かりやすい報酬体系だったため、お願いすることにしました。

Q3.アドバンストアイに期待したことを教えてください。

会社を設立して数十年経ちますが、苦しいことも、大変なことも従業員と共に乗り越えてきました。

そのため、従業員の雇用を継続してくれること、弊社のお客様を大切に守ってくれること、

そして、弊社を高く評価してくれる買手にアプローチしてもらうことを期待しました。

Q4.M&Aプロセスの中で、大変だった点・苦労した点があれば教えてください。

複数の買手からの詳細調査(デューディリジェンス)対応が大変でした。

しかし、アドバンストアイさんは、短い期間で、弊社の全体像を把握するよう努めてくれていたので、

詳細調査を乗り切ることができたと思います。

Q5.(振り返ってみて、)弊社に依頼して良かった点はありますか?

やはり私たちの利益を最大化するために動いてくれたことです。

 

私は、会社の売却後は退職することを考えていたのですが、買手側の要請もあり、一定期間の引継ぎ、後継者の育成をすることになりました。

 

 

業績を含め、様々なコミットメントに対して達成した場合、将来の報酬や退職金が加算されるように条件を取りまとめてもらい、アドバイザリー会社だからこそ、最高の条件を交渉してもらったのだと思います。

Q6.現在も事業に携わっていると思いますが、M&A前と現在とでの心境の変化はありますか?

会社を売却する前は、売却できるかどうか不安でした。

もし、弊社を引き継いでくれる会社がないまま私が引退してしまった場合、

取引先やお客様に迷惑をかけてしまうのではないか、

従業員を路頭に迷わせてしまうのではないかと、いろいろ考えました。

 

 

現在は、引き続き経営を執行しておりますが、

会社売却前にあったような不安も取り除かれ、

従業員や取引先、弊社のサービスを求めてくれるお客様のために、最善を尽くしたいと考えています。

成功ポイント

    • 顧客が大都市圏の富裕層だった。
    • アンケートを実施して顧客情報を充実させた。
    • 顧客をデータベース化することで、会社の価値を顕在化させた。

     

    顧客リストは会社の強みになります。
    ただし、顧客リストは性別や年齢、職業、年収というように
    細かいカテゴリーに分けないと会社の強みにはなりません。
    このように会社の強みを見つけることをM&Aでは“磨き上げ”といいます。

まずは無料でご相談ください

アドバンストアイには大手上場企業から、中堅企業、小規模企業まで、さまざまな売上規模の会社のM&Aを手がけてきました。
まずはお気軽にご相談ください。