コンサルタント紹介

取締役/公認会計士・税理士

秋本 伊一

Tadakazu Akimoto

経歴

公認会計士・税理士
大手監査法人勤務を経て、当社参画

実績

大学卒業後、大手監査法人で主に流通業、製造業、サービス業の会計監査に従事した後、当社に合流しました。

当社では、主に自動車、IT、建設関連の組織再編、商業施設開発の財務コンサルティングなどに従事し、財務・税務面でのサポートをクライアント様向けに行っています。

注力分野

・中堅・ベンチャー企業のM&A・組織再編における財務コンサルティング・税務ストラクチャの立案
・オーナー系企業の事業承継対策(特にオーナー家の税務対策)の立案

注力業種

自動車関連、建設業、サービス業全般

仕事に対する想い

日本には、ユニークなアイデア・尖った技術を持つ中堅企業・中小企業がたくさんあります。これらの企業は、そのアイデアや技術だけで成り立っているものではなく、そこで働く従業員や取引先、企業風土といったものが結合して強い企業となっているはずです。

 

一方で、経営者の高齢化・後継人材の不足により、廃業を検討する経営者が日本中にたくさんいるのも事実です。

 

従業員や取引先に愛されている企業や世の中に素晴らしいサービスや製品を提供している会社を誰かに受け継いでもらうこと、会社が存続しなくとも事業は誰かに受け継いでもらうこと、それが日本中の人々を幸せにし、元気で活力ある社会にしていくものと信じています。

 

企業をつなぐ、事業をつなぐことでみんなに幸せを届ける、それをサポートするのがM&Aにたずさわる者の使命だと思っています。

強く印象に残っているエピソード

強く印象に残っているエピソード

10年ほど前にお手伝いさせていただいたIT企業様の話になります。会社は毎年継続して営業黒字を計上している優良な事業を行っていましたが、過去の過大な設備投資がたたって、過剰債務を抱え、借入金を約定通りに返済するのが難しい状況になっていました。
 
オーナー経営者は父親から経営を受け継いだ二代目の方でしたが、バトンを渡されたときには既に経営状況がかなり厳しい状況になっていたようで、従業員を一部解雇するか、会社を清算するか、会社を売却するか、いずれかの選択を迫られる状況となり、わたくしどものところに来られたようです。
 
しかし、過剰債務がネックとなり、買い手からの条件は、経営者は交代・株式は引き受けられないので事業譲渡(実質経営者に手残りなし)という厳しいものが突き付けられました。
 
これに対し、オーナー経営者は条件受け入れを即答されました。経営者の方からすれば、ご自身の生活・将来が不安だったはずですが、従業員・取引先のことを思ってとてつもない英断をされたと思います。

経営者様へのメッセージ

会社を買うこと、会社を売ること、いずれも大変な決断が必要なことです。
 
一世一代の決断だからこそ、後悔のないよう適切で慎重な決断をしていただきたいと思います。
 
買い手にとってみれば、自社の経営戦略にあったスコープを選定すること、候補先企業をしっかりと調査することはとても手間と時間がかかる作業ですし、売り手にとってみれば、自社をしっかりと引き受けてくれる先を探し、納得のいく条件を引き出すことは大変なことです。その作業と決断をサポートするのがM&Aアドバイザーです。
 
経験豊かで専門知識があり、誠実なアドバイザーを選定すること、これがM&A成功への第一歩だと思います。

担当した事例

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