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デューデリジェンスの目的は、売手企業の抱えているリスクを抽出したり、経営実態を把握することを目的に行われます。
調査項目は、事業、財務、法務、人事、環境など多岐に渡りますが、全てを実施するわけではなく、どのようなデューデリジェンスが行われるかはケースバイケースになります。ここでは必ず実施される財務デューデリジェンスについて詳しくまとめました。
※デューデリジェンスの概要についてはこちらの記事をご参考にしてください。
必ず行うデューデリジェンスが財務になりますが、大まかに財務デューデリジェンスでは「損益計算書分析」と「賃借対照表分析」の2つを行います。
損益計算書分析では、売上高、売上原価・製造原価、販売費・一般管理費、人件費、営業外損益・特別損益などの項目も、公認会計士や税理士等の専門家が調査・分析を行います。
そのために、過去3~5年分の決算報告書や税務申告書、製造原価明細、主要顧客別の売上がわかる資料など、財務に関する膨大な資料を買手企業から求められます。
「どのようなサービスを誰に販売しているのか?」
「季節によって売上に変動はあるのか?」
この調査を通して、事業別、商品別、顧客別などの売上推移を分析して、収益構造を把握します。
例えば、売手企業が製造業であれば「原材料の仕入先はどこか?」「仕入価格に変動があるのか?」など、このような調査を行います。
事業別、商品別などの売上原価推移を分析して、変動がある場合はその要因を分析します。
「なんでこんなに(費目)多いの?」「去年と比較して(費目)が低いけどなぜ?」など費目毎の売上高販管費率を分析し、費用構造を把握します。
極端に大きい(小さい)項目があれば、その要因を調査します。また、同業他社との比較分析を行う場合もあります。
「従業員の平均年齢や年収はいくら?」「退職金ってあるの?」「新たな従業員は何人いるの?」などを調査します。
従業員の増減、一人あたりの人件費の水準を把握し、一人あたりの生産性を分析します。ここでも、販管費分析と同様に、同業他社との比較分析を行ったりもします。
「これって営業外収益に入っているけど、本来は販管費ではないの?」など、営業に関連するものが、営業外損益や特別損益に計上されていないかを調査します。
また、なぜ営業に関連しているものが営業外損益や特別損益に計上されているのか、その背景を把握したりもします。
賃借対照表分析では、売上債権、棚卸資産、仕入債務、投資有価証券、有形固定資産、借入金、退職給付引当金などの項目を調査します。
売掛金や受取手形の増減や回転期間を取引先毎に分析し、仮に回収期間が長くなっている場合は、販売先の調査を行い、その背景を把握します。また、滞留債権がある場合は、その回収可能性を調査します。
棚卸資産の評価方法が妥当か否かを確認します。また、実施棚卸を行い、商品価値のなくなった在庫がないかを調査します。
未計上や遅延が生じている買掛金や支払手形はないかを調査します。
保有株式を時価評価するほか、例えば、取引の関係上で保有する必要があるのか、もしくは売却は可能なのかについても調査を行います。
この場合、不動産鑑定評価や路線価等を用いて時価評価します。また、原価償却を正しく計上しているかを計算し、誤りがあった場合は修正をします。
金融機関ごとの借入金額、残高、返済期限、金利等を確認し、借手企業が借換えを行った場合、違約金は発生するのかどうかなど、契約内容も確認します。
退職金規定のある売手企業において、引当不足がないかを確認します。これ以外にも、追徴課税のリスクや還付される税金はないかなどの調査も行ったりします。
買手企業やデューデリジェンスの期間によって、調査のレベル感は変わってきますが、おおよそ上記のような調査を財務デューデリジェンスでは行います。
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